合同会社M&Sの投資を解説!Unearthの最低投資額や評判も公開!

合同会社M&S Unearth International アイキャッチ
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M&Sへの投資に興味があるのでもっと詳しく知りたい!

おすすめの投資先でM&Sを紹介しているところがあるけど、利回りや手数料など、実際に投資したときのイメージが沸かない…

代表の内藤昌弘さんと関連のあるUnearth International Limitedとはどういう関係なのかよくわらかない…

そんな悩みを抱えているあなたに、是非この記事を読んでみていただきたいです。

こんにちは、ヘッジファンドオンライン編集長の五条です。

今回は「合同会社M&Sへの投資」をテーマに、6つの項目に基づく総合評価をお伝えしつつ、投資の始め方から出金まで詳しく解説していきますので、参考になさってください。

合同会社M&S(Unearth International Limited)の総合評価

合同会社M&S Unearth International 評価

総合評価

2.5
評価項目 評価 コメント
リターン
3.0
普通
リスク
2.5
やや高い
信頼性
3.0
普通
手数料
3.0
普通
最低投資額の低さ
2.0
高い
手続きの手軽さ
3.5
比較的簡単

リターン 評価: 3.0

2016年4月~6月:+13.60%
2016年7月~9月:+21.30%
2016年10月~12月:+10.36%
2016年年間利回り:+45.26%

2017年1月~3月:+6.30%
2017年4月~6月:+3.51%
2017年7月~9月:+9.91%
2017年10月~12月:+7.34%
2017年年間利回り:+27.06%

2018年1月~2月:+1.57%

上記はネット上で公開されていた利回りになります。

手数料を考慮しない純粋な利回りですが、かなり高いですね。

ただ、ここから成功報酬が当時で50%かかっていたと考えると、年利は22.63%と13.53%になりますね。

また、人づてに聞いた情報だと、2019年の利回りは年利12.73%でした。

2016年に年利45.26%のかなり高いパフォーマンスを出していましたが、金融緩和の恩恵もあって想定以上の利回りが出たようです。

なので年利10%強がリターンの期待値かと思います。

リスク 評価: 2.5

M&Sへの投資のリスクはやや高いと評価します。

リスクと一言でいっても価格変動リスクや流動性リスク、為替変動リスクなど多岐にわたります。

また、投資においてリスクというと標準偏差を示すことも多いです。

ここではわかりやすく、投資をする上で成功しやすいものの点数を高く、失敗しやすいものの点数を低くしています。

それで、なぜリスクがやや高いかというと、比較的ボラティリティが高く、3年のロックアップ期間があるからです。

ボラティリティが高いというのは、投資した金額の評価額の変動幅が大きいということです。

月単位でマイナスになることもよくあり、安定性に欠ける印象です。

また、3年間のロックアップ期間があるので、若干の精神的負荷があります。

投資するときには、面談で説明を受け、絶対に長期間はさわらないと覚悟を決めた余剰金でやることをお勧めします。

信頼性 評価: 3.0

M&Sはある程度信頼できると言って良いでしょう。

というのも、以下2点の確認が取れているからです。

  1. 実質的に運用しているUnearth International Limited名義での有価証券の大量保有報告書が確認できる
  2. 合同会社M&Sの内藤代表の確認が取れている

大量保有報告書が確認できる

M&S EDINET 大量保有報告書

EDINETでUnearth International Limitedによる有価証券の大量保有報告書の確認ができます。

1社に対して5%以上保有している分しか確認できないので、運用先のすべてを確認できるわけではありません。

あくまでも預かったお金の一部は、株の運用をしているという事実が見て取れます。

代表が確認できる

もう1つ信頼できるポイントとしては、面談をすれば内藤代表が確認できるという点です。

一時期は新規の投資家の受け入れを行っていませんでしたが、2020年5月現在では投資可能です。

希望すれば内藤昌弘代表と直接面談をしてもらうことが可能です。

ネット上に写真などは出回ってないですが、代表を務めていることは登記情報でも確認できます。

以上の2点から、Unearth International Limitedとしての投資の実態があるということが確認できます。

手数料 評価: 3.0

M&Sに投資して運用する際にかかる手数料は、以下の3つがあります。

  1. 契約手数料0.5%
  2. 管理報酬年間2.5%
  3. 成功報酬が運用益の30%(出資額1000万円未満の場合は50%)

それぞれについて解説しますね。

手数料①:契約手数料0.5%

まず、契約するタイミングで契約する金額の0.5%の手数料がかかってきます。

1000万円で5万円なので、これくらいは必要経費として発生するのは問題ないかと思います。

手数料②:管理報酬年間2.5%

次に、運用中にかかる手数料として年間2.5%の管理報酬が必要です。

これは投資信託でいうところの信託報酬のようなものですね。

アメリカの有名なヘッジファンドだと2%であることが多いので、こちらも一般的な報酬体系だと思います。

手数料③:運用益×30%の成功報酬

そして3つ目の手数料は、運用益×30%の成功報酬です。

運用益が出ていれば30%が手数料として引かれ、運用益が出ていなければかかりません。

出資額が1000万円未満の場合は50%になるので、M&Sへの投資を考えるのであれば1000万円以上を出資したほうが良いでしょう。

一般的なヘッジファンドだと「2の20」といって、信託報酬が年間で運用資産残高の2%・成果報酬が運用益の20%であることが多いです。

それと比較すると若干高いですが、昔のように年間リターンが40%ほど出るようであれば、納得の手数料だと思います。

ただ2019年くらいのパフォーマンスだと、表面上は12%だとしても、管理手数料と成功報酬で

12-(12×0.3)-2.5=12-6.1=5.9%

となって、J-REITの分配金や成績の良い投資信託とあまり変わらないパフォーマンスだと言えます。

最低投資額の低さ 評価: 2.0

合同会社M&Sの最低投資額は1000万円です。

世界的なヘッジファンドと比較すると同様の基準ですが、富裕層向けの資産運用先と言えます。

1000万円というボーダーは引いていますが、それより低い金額での投資も可能です。

ただしその場合は成功報酬部分の手数料が高くなったりするので、旨味が減っていまいちだと思います。

3年のロックアップ期間もありますし、投資を検討するのであればかなりの余裕資金があって、どうしても分散したいのであれば、面談して検討してみるのが良いかと思います。

五条編集長
五条編集長
比較的ハードルは高いと思います。

特に退職金の運用など、大きな金額で検討していて投資経験が少ないのであれば、一旦慎重に考えることをお勧めします。

手続きの手軽さ 評価: 3.5

M&Sの契約の手続きは、それほど難しいものではありません。

厳密にいうと、今はUnearth International Limitedへの出資になります。

実質的にはM&Sと同じで、Unearth International Limitedはセーシェル共和国に登記している会社でタックスヘイブンのため、税制上有利であるということです。

出資する手順として、まず面談にて投資に関する説明を受けます。

その後、その場もしくは後日に書面での契約をし、指定口座への入金を行うという流れです。

合同会社M&S(Unearth International Limited)のインターネット上の口コミ

合同会社M&S 口コミ 評判

ここまで編集長としての意見をお伝えしましたが、第三者的評価も気になりますよね。

ここからは、インターネット上の「M&S」に関する良い口コミや悪い口コミを取り上げ議論したいと思います。

M&Sの悪いもしくは懐疑的な口コミ

M&Sの良い口コミ

M&Sの良い口コミと悪い口コミのまとめ

  • 企業側から敵対視されている
  • 投資内容が、投資家目線で勉強になる
  • アクティビストファンドとして企業へ提言を行っている

Twitterを中心に口コミを拾ってきました。

Unearth International Limitedや内藤昌弘代表に言及されているものもありましたが、大量保有報告書に記載された株式保有数の変更点についてのものだったので省いております。

企業側から敵対視されている

合同会社M&Sはアクティビストファンド=物言う株主です。

企業価値を高めて株価を上げるために提言を行うわけですが、実際の現場から見ると実行するために痛みを伴うものもあります。

そうすると企業側からは煙たがられることもありますね。

投資内容が、投資家目線で勉強になる

良い口コミとして、個人投資家の方々がM&Sの投資の流れを見てお手本になると言っていることがあります。

M&Sが投資しているタイミングを見て、なぜそうしたのかを分析して同じような考え方で投資をする個人投資家の方もいます。

また、株主としてどういった提言をしているかを参考にして売買している投資家もいたりと、何かと注目されることもあります。

もちろん保有している株を外部からすべて確認できるわけではないですが、興味深いですね。

アクティビストファンドとして企業へ提言を行っている

M&Sは株を大量保有している企業に対して、提言を行っています。

提言の内容としては、株主への配当などでの還元を大きくすることを要望として出していることが多いですね。

割安な株を買い、配当も高めることで、インカムゲインとキャピタルゲインの両方が大きくなるように動いています。

以上が合同会社M&S(Unearth International Limited)に関するネット上の口コミです。

ここからは、実際に投資を始めようと思ったときに参考になることをお伝えしていきます。

Unearth International Limitedの概要

M&S 登記情報

合同会社M&Sは、2019年11月に合同会社M&S Internationalに吸収合併され、2020年1月には閉鎖しています。

実質的な運営はすべてUnearth International Limitedに引き継がれていて、代表も内藤氏が務めています。

会社概要
会社名: Unearth International Limited
(アンアースインターナショナルリミテッド)
本社所在地: F20,1st Floor,Eden Plaza,Eden Island,Seychelles
代表: 内藤昌弘
設立: 2019年
運用資産残高: 数十億円~数百億円
出資者数: 不明
最低投資額: 1000万円
※1000万円以下も可能だが手数料が割高
利回り: 年利平均10%前後
手数料: 契約手数料0.5%
管理報酬年間2.5%
成功報酬が運用益の30%
(出資額1000万円未満の場合は50%)
連絡手段: 問い合わせフォームなど
公式サイト: https://unearth-int.com/ja/

所在地は日本ではなくてセーシェル共和国になります。

Seychellesというのがセーシェルです。

セーシェルはタックスヘイブンとして有名で、税制優遇されている分、日本に登記していたときよりも手数料が少なくなっています。

M&S(Unearth International Limited)の投資の始め方

M&Sはすでにないので、Unearth International Limitedと契約して投資することになります。

Unearthへの投資方法は、いわゆる合同会社スキームになります。

あなたがUnearth International Limitedに出資をすることで、合同会社の社員権を取得します。

社員権といっても、副業には当たらないのでサラリーマンでも誰でも問題ありません。

Unearth International Limitedの有価証券投資事業で得た収益を、出資額に応じて配当してもらうという流れです。

まず問い合わせをして面談で説明を受けます。

その場で契約することも可能ですが、他の投資先と比較検討することをお勧めします。

納得して出資をする場合には、契約書の記入と捺印をして、指定口座へ入金します。

海外送金にはなりますが、円建てでの投資のため為替リスクはありません。

出資時には0.5%の契約手数料がかかります。

1000万円の場合には5万円、3000万円なら15万円といった金額が必要経費となります。

金額が1000万円以上と大きくなるので、事前に振込上限金額を上げておくとスムーズに行きます。

M&S(Unearth International Limited)の解約の仕方

解約したい場合には、Unearth International Limitedに解約の旨を届け出ましょう。

ただしここで気をつけるべき点があります。

契約から3年以内に解約をする場合には解約手数料が必要になります。

なので実質的には3年間のロックアップ期間があると捉え、長期的に必要にならない余剰金での投資をお勧めします。

M&S(Unearth International Limited)の運用益(配当)の税金について

まずUnearth International Limitedへの出資は、個人と法人のどちらも可能です。

法人の場合は法人税計算の解釈によって結果が変わるので、会計士や税理士の先生に相談して正しく納税しましょう。

個人の場合はUnearth International Limitedでの運用益については「総合課税の雑所得」にあたります。

課税される所得金額 所得税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え
330万円以下
10% 97,500円
330万円を超え
695万円以下
20% 427,500円
695万円を超え
900万円以下
23% 636,000円
900万円を超え
1,800万円以下
33% 1,536,000円
1,800万円を超え
4,000万円以下
40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

所得税に関しては上記テーブルのようなルールがあります。

これプラス住民税が10%かかってきます。

また、Unearth International Limitedに出資する際の0.5%は経費計上できる場合もあるのでお忘れなく。

配当を受け取るときには、運用益の20.42%が源泉徴収されます。

あなたのM&S(Unearth International Limited)の配当以外の収入状況によって、収めるべき税金は変動します。

投資金額が大きいですしあまり考えにくいですが、所得が少なければ還付される可能性もあります。

多くの場合は不足分を追加で支払う必要が出てくると思います。

このあたりは税理士の方とも相談したりして、正しく納税するようにする必要があります。

五条編集長
五条編集長
面談を受けたときには、最終的に手元に現金でいくら残るのかを確認しましょう。

合同会社M&S(Unearth International Limited)についての補足

最後に、M&Sについて説明しきれなかった部分を補足します。

合同会社M&SとUnearth International Limitedについて

Unearth International Limited トップ

そもそも合同会社M&Sは2016年5月に設立された投資会社です。

内藤昌弘代表のほか、片野恒一なる人物もいました。

片野氏についてはいろいろな情報がネット上を飛び交っていますが、真偽のほどは不明です。

Unearth International Limitedには片野氏は関わっておらず、内藤氏が中心となっています。

M&Sは2019年には一時的に新規出資の受け入れを停止して、実質的な運営をUnearth International Limitedに引き継いでいます。

2020年5月現在では、合同会社M&Sとしての公式ページも閉鎖しています。

かわりにUnearth International Limitedとしての公式ページがあり、日本語と英語があります。

ページのコンテンツはM&Sのときとほぼ同様です。

会社の事業内容も、以下の4つで、これもM&Sのときと変わっていません。

  1. M&Aに関する仲介、斡旋及びアドバイザー業務
  2. 経営コンサルティング業務
  3. 有価証券の保有、運用及び投資
  4. 前各号に附帯する一切の業務

合同会社M&S(Unearth International Limited)の投資のまとめ

M&Sのまとめ
  • M&Sはすでに解散、Unearth International Limitedに引き継がれている
  • Unearth International Limitedには1000万円から投資可能
  • Unearth International Limitedの総合評価は星2.0(5段階中)
  • パフォーマンスは年利10%強で手残りは3%ほど

本記事では、リターン・リスクなど6つの観点から合同会社M&S(Unearth International Limited)への投資について評価しました。

さらにUnearth International Limitedへの実際の投資方法や解約についてお伝えしました。

参考になりましたでしょうか?

実際にアクティブファンドとしてアクションを起こしているので、個人投資家としては株式売買のヒントが得られるかもしれません。

ただ、設立からまだ日が浅いにも関わらず体制の変更が頻繁にありますし、リターンもそれほど大きく見込めるかは疑問符がつきます。

大きな金額での投資になるので、面談を受けて総合的に判断することが肝要です。


M&S(Unearth International Limited)の評価をもう一度見る