ストラテジックキャピタルの投資を解説!今現在の利回りや口コミ評判は!

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ストラテジックキャピタルへの投資に興味があるので詳しい情報が知りたい!

ヘッジファンドのおすすめでストラテジックキャピタルを知ったが、あまり情報がないので評判が気になる…

ストラテジックキャピタルで資産運用するとどれくらいの利回りが期待できるのか、いくらから投資できるのか知りたい!

もし上記のようなことでお悩みであれば、この記事が役に立つかもしれません。

こんにちは、ヘッジファンドオンライン編集長の五条です。

今回は「ストラテジックキャピタルの投資」をテーマに、6つの項目に基づく総合評価をお伝えしつつ、商品であるジャパンアップユニットトラストへの投資の始め方から出金まで詳しく解説していきますので、参考になさってください。

五条編集長
五条編集長
実際に面談をしてもらって得た情報ですが、最新の情報を入手するには直接問い合わせることが大切です。

ストラテジックキャピタル(ジャパンアップ)の総合評価

ストラテジックキャピタル ジャパンアップ 評価

総合評価

3.0
評価項目 評価 コメント
リターン
4.0
高い
リスク
2.5
やや高い
信頼性
4.0
高い
手数料
3.0
普通
最低投資額の低さ
2.0
高い
手続きの手軽さ
3.0
若干手間がかかる

上記を総合して、ストラテジックキャピタルのジャパンアップ(商品名)への投資は私の主観では「積極的にはおすすめしない」という評価になります。

それは比較的変動が激しい運用成績であることが理由です。

編集長の私の経験をもとに、下記記事におすすめの資産運用先をまとめていますので参考にしてみてください。

https://www.plaza-books.jp/hedgefund-yield/

では、上記の評価にした理由について、ここから6つの項目についてさらに詳しくストラテジックキャピタルを紐解いていきましょう!

リターン 評価: 4.0

利回り
2015年 4.19%
※10月~
2016年 7.37%
2017年 23.65%
2018年 -22.69%
2019年 76.35%

ジャパンアップ(ストラテジックキャピタルが実質的に運用している商品)の過去の運用成績は上記のような結果になっています。

年によってばらつきがありますが、2019年は年間で+76.35%のリターンを叩き出しています。

この年はTOPIX(東証株価指数)が+17.67%だったので、比較するとかなり上をいくパフォーマンスですね。

ただ2018年のようにマイナス20%を下回るようなこともあるので、ハイリスクハイリターンといった印象です。

2020年はコロナでかなり落ち込んだものの、ある程度は持ち直しているようです。

五条編集長
五条編集長
最新の実績は直接問い合わせをして確認することをおすすめします。

リスク 評価: 2.5

ストラテジックキャピタルのジャパンアップの投資リスクは、やや高いと言えます。

上のリターンでもお伝えしたように、比較的変動幅が大きいです。

その他のリスク要因として、解約流動性が低いことが挙げられます。

解約流動性というと少し難しく聞こえるかもしれませんが、解約のしやすさのことです。

解約流動性が低い要因として、以下の3つがあります。

解約に関する懸念事項3つ
  1. 45日以上前に解約申請してさらに30日程度を換金に要する
  2. 投資後1年以内の解約だと5%の解約手数料が必要になる
  3. ファンド運用資産の20%以上の解約の場合受付制限の可能性がある

投資したあと換金まで数ヶ月かかるのと、1年以内の解約には5%の手数料がかかってしまうので、基本的には長期投資向けです。

余剰金の分散投資先として、じっくり増やすことを目的として投資するという姿勢が必要となってきます。

信頼性 評価: 4.0

株式会社ストラテジックキャピタルは信頼の置ける会社だと思っています。

信頼できる会社だと判断している理由をまとめると、下記3つになります。

  1. 金融庁が公開している金融商品取引業者登録一覧に記載されている
  2. アクティビストとしての実績や提案内容を公開している
  3. 丸木強社長は元村上ファンドで、各種メディアにも出ている

金融庁が公開している金融商品取引業者登録一覧に記載されている

株式会社ストラテジックキャピタルは金融庁が公開している金融商品取引業者一覧に、「第二種金融商品取引業」・「投資助言・代理業」・「投資運用業」を行う会社として登録されています。

金融庁の基準をクリアしているという証拠になりますし、会社として信頼がおけるということになります。

リストに掲載されていなくても良い会社はありますが、掲載されているほうが安心感がありますよね。

もちろん運用実績が良いことが証明されるわけではないので、その点はご留意ください。

アクティビストとしての実績や提案内容を公開している

ストラテジックキャピタルはアクティビストファンドです。

アクティビストは「物言う株主」とも呼ばれ、株主としての権利を積極的に行使して投資先企業に提案し、企業価値の向上を目指す投資家のことを指します。

誤解を恐れずにいえば、ごちゃごちゃうるさく経営に口を出す投資家だということです笑

ストラテジックキャピタルの公式サイトには、株主として企業に対してどのように意見しているかの資料がまとまっています。

さらに専用のサイトまで作って、どんな課題があってどうすれば解決して株価が向上するのかを示すような内容を掲載しています。

例えば東レとその子会社の蝶理に対して意見しているのが下記のサイトです。

https://toray-can-increase-the-value-of-chori.com/

ストラテジックキャピタル アクティビスト

時には協調して、時には強く意見して、株価向上を目的として提案を行っている様子が伝わってきます。

丸木強社長は元村上ファンドで、各種メディアにも出ている

ストラテジックキャピタル 丸木強

ストラテジックキャピタルの丸木強社長は、一世を風靡した村上ファンドの創業メンバーの一人です。

聞くところによると、ストラテジックキャピタルは村上ファンドよりはマイルドなアクティビストのようです。

そんな丸木強社長は、日経新聞や東洋経済、Bloomberg(ブルームバーグ)などの記事に取り上げられています。

権威があることの証明の1つですね。

以上のような観点から、株式会社ストラテジックキャピタルは信頼が置ける会社であると考えています。

手数料 評価: 3.0

ストラテジックキャピタルに投資する際の手数料
  • 購入手数料:3.3%を上限に、販売会社が定める料率
  • 信託報酬:運用資産の2%(年率)
  • 成功報酬:運用益の20%
  • 解約手数料:投資後1年以内に解約の場合は5%

それぞれの手数料について補足していきますね。

手数料①:購入手数料…上限3.3%

購入申込の際に、申込金額の3.3%を販売会社に支払う必要があります。

1000万円の申込なら33万円を支払うということですね。

ヘッジファンドとしては比較的普通ですが、短期で解約することになると重くのしかかってきます。

10億円以上を申し込む際は、手数料を下げる交渉も可能になってきますが、個人投資家にはほぼ関係ないので3.3%かかると思いましょう。

購入手数料は、日本国内における販売会社であるTeneo Partners株式会社に支払います。

手数料②:信託報酬…運用資産の2%

運用期間中は信託報酬(運用管理費用)が、純資産額に対して年率2%でかかります。

預けているだけで2%が毎年引かれると考えると、少し高く感じますね。

こちらは月次で計算されて差し引かれるので、追加で振り込むといったことは必要ありません。

手数料③:成功報酬…運用益の20%

次に、運用益の20%の成功報酬がかかります。

こちらは毎決算期末または信託終了のとき、基準価格が一定の水準を超えた場合に超過額の20%が差し引かれます。

運用益が出ない場合はかからず、うまくいったら徴収されるものです。

世界的に一般的なヘッジファンドの報酬体系は「2の20」と呼ばれています。

お気づきかもしれませんが、これは信託報酬2%、成功報酬20%のことを指しています。

なのでストラテジックキャピタルのジャパンアップの報酬体系はヘッジファンドとしては普通だと言えます。

手数料④:解約手数料…1年以内の場合5%

そして投資から1年以内に解約をすると、解約手数料として5%が徴収されます。

これはペナルティのようなものですね。

1年をこえていればこちらはかからないので、長期投資が前提になってきます。

1年以内の解約の場合は購入手数料の3.3%も加味すると8.3%もかかるので、運用次第ではマイナスが大きくなります。

上記の4つが主な手数料ですが、それ以外に下記のような手数料が発生することがあります。

これは運用状況などで変動しますし、ほかにもあります。

  • 監査費用
  • 保管報酬
  • 一般管理事務代行報酬
五条編集長
五条編集長
手数料によって手残りは大きく変わります。調子が良いとき、調子が悪いときにどうなるのか事前にシミュレーションしておくことをお勧めします。

最低投資額の低さ 評価: 2.0

ストラテジックキャピタルのジャパンアップの最低投資額は10万米ドルの円換算です。

手数料含めて約1100万円は必要となってきますので、個人投資家にとって投資のハードルは高いでしょう。

また、投資の前段階で、自己申告にはなりますが保有現金5000万円以上及び投資歴3年以上が求められます。

投資家保護の観点でみるとかなり安全に寄った形となっていますね。

まだまだ個人投資家が簡単に手が出せるものではなく、学校法人や保険会社など機関投資家の運用先といったイメージです。

手続きの手軽さ 評価: 3.0

ストラテジックキャピタルのジャパンアップの日本国内での販売はTeneo Partners(テネオパートナーズ)に委託されています。

なので購入するにはまずテネオパートナーズにコンタクトをとって、説明を受ける必要があります。

ただし厳格な私募ファンドであるため、説明を受ける前に身分証明書の提出や注意事項への同意書の提出が求められます。

そして説明を受けて十分に理解と納得をした上で、書面での契約書の締結と指定口座への入金をすることになります。

この始め方についてはのちほど詳しくお伝えしますが、事前のやりとりも含めて比較的手間がかかります。

以上、6つの項目からストラテジックキャピタルのジャパンアップを評価してきました。

次は第三者的な評価を見ていきたいと思います。

ストラテジックキャピタル(ジャパンアップ)のインターネット上の口コミ

ストラテジックキャピタル ジャパンアップ 口コミ 評判

ストラテジックキャピタルに関する口コミはわりと多く見かけます。

アクティビストとして積極的に活動しているため、自分自身で株式投資をしている個人投資家からも注目されているのが大きな理由です。

どういった評判なのか、Twitterの書き込みを中心にピックアップしていきます。

ストラテジックキャピタルの悪いもしくは懐疑的な口コミ

ストラテジックキャピタルの良い口コミ

ストラテジックキャピタル(ジャパンアップ)の良い口コミと悪い口コミのまとめ

  • 既存株主から嫌われることがある
  • 株価向上のための刺激的な提案を期待している

ストラテジックキャピタルについては、株主側からは比較的好意的な意見が多く見られました。

既存株主から嫌われることがある

わりと攻撃的なやり方をとることもあり、それが投資先企業への思い入れがある既存投資家からは疎ましく思われることもあるようです。

好き嫌いには感情的な部分が入るので、こういった意見が出てくるのも仕方ないことですね。

株価向上のための刺激的な提案を期待している

特設サイトの作成や提案内容の公開、さらに新聞広告を使った見せ方など、注目を浴びることがあります。

投資先企業の株価向上という至上命題のもと、具体的な提案を行うストラテジックキャピタルは熱烈なファンもいるようです。

アクティビストとしての投資は、実績が出るまで数年かかります。

過去の投資実績を見ると、とくに2019年は大成功をおさめているので、提案のみならず実行させることによって成果も出していますね。

賛否両論ありますが、投資活動はかなり積極的にされていることがわかります。

ではここからはストラテジックキャピタルへの投資に関する実務的な内容にも触れていきます。

株式会社ストラテジックキャピタルの概要

ストラテジックキャピタル 会社ロゴ

ここからは株式会社ストラテジックキャピタルの会社概要や、商品であるジャパンアップの購入・解約方法、換金時の税金についてお伝えしますね。

株式会社ストラテジックキャピタルとは?

会社概要
会社名: 株式会社ストラテジックキャピタル
Strategic Capital, Inc.
本社所在地: 〒150-0011 東京都渋谷区東3-14-15 MOビル6F
代表: 丸木強
設立: 2012年9月
運用資産額: 約150億円
出資者数: 不明
最低投資額: 10万ドル
利回り: 年利-22.69%~76.35%
平均年利16%
手数料: 購入手数料、信託報酬、成功報酬、解約手数料
※詳しくは手数料の項目
公式サイト: https://stracap.jp/

株式会社ストラテジックキャピタルは元村上ファンドの丸木強社長が立ち上げた投資運用会社です。

いわゆるアクティビストファンドと呼ばれています。

日本の上場企業の株式に投資し、経営者との対話や株主の権利行使により、投資先企業の企業価値・株主価値向上の実現を目標としています。

ジャパン-アップ ユニット トラスト クラスB-3とはどういった商品か

ストラテジックキャピタルに直接投資することはできないので、運用受託しているケイマン籍のジャパンアップを購入する必要があります。

ジャパンアップは「ジャパン-アップ ユニット トラスト クラスB-3」という私募ファンドです。

ジャパンアップは英語表記だと”Japan Up Limited Partnership Japan-Up Unit Trust (class B-3)”となります。

ケイマン諸島籍オープン・エンド型契約型追加型外国投資信託(円建て)となっていますが、ちょっと小難しいですよね。

簡単のためにジャパンアップと表記しています。

運用をストラテジックキャピタルがしていて、日本国内での販売はTeneo Partners株式会社が行っています。

誤解を恐れずわかりやすく言ってしまえば、ジャパンアップを購入することでストラテジックキャピタルへ投資できるということです。

ストラテジックキャピタルのジャパンアップの投資の始め方(契約方法)

ジャパンアップの購入の流れ
  1. 販売会社であるTeneo Partnersとコンタクトをとる
  2. 事前に身分証明書や確認書類を提出する
  3. 面談にてリスクなどを十分に理解して納得する
  4. 書面での契約締結と入金

ストラテジックキャピタルが運用しているジャパンアップに投資する方法は上記の流れになります。

日本国内での販売はTeneo Partners株式会社に委託されているので、テネオにコンタクトを取ります。

面談を受ける前に、免許証などの身分証明書の提示と確認書類の提出が必要です。

保有資産が5000万円以上であることや投資経験が3年以上あること、反社でないことなどを申告します。

その上で面談で商品のリスクや実績などの説明を受けます。

十分に検討して納得した上で、契約の申し出を行います。

10万ドルが最低投資額で、3.3%の販売手数料が別途必要になるので、最低でも1100万円ほど必要になります。

ファンドの申込は毎月受け付けています。

各月の最初のファンド営業日の5営業日以前の販売会社が定める日となります。

ストラテジックキャピタルのジャパンアップの解約(換金)の仕方

ジャパンアップを解約するときは、Teneo Partnersに連絡します。

解約についてはトータルで数ヶ月を要します。

まず解約は四半期ごとの受付になります。

3,6,9,12月の最終営業日が評価日で、翌営業日が約定日です。

そして、その45日前までに申し出る必要があります。

さらに換金して振り込まれるのは、締められてから30日ほどになります。

投資後1年以内の解約の場合は、解約手数料5%がかかるので注意しましょう。

また、10万ドル以上の保有が必要なので、解約後の保有残高がそれを切るような一部解約はできません。

ストラテジックキャピタルのジャパンアップの投資で運用益が出た時の税金について

法人・個人で投資が可能で、利益が出た場合には課税対象となります。

いずれにしても税理士の先生に相談して、正しく納税する必要があります。

個人においても、特定口座を使うことはできなくて自分自身で確定申告をする必要があります。

基本的には換金時のみ支払う必要があります。

所得税および地方税が譲渡所得として、換金時および償還時の差益(譲渡益)に対して20.315%が課税されると思います。

「非上場株式の譲渡」の扱いで、必ず自分自身で申告・納税の義務があります。

換金の際は事前に税理士や所轄の税務署に相談して、どれくら必要になるか把握しておきましょう。

ストラテジックキャピタルについての補足

ストラテジックキャピタルのジャパンアップについて様々な観点からお伝えしてきました。

さらに少しだけ補足しますね。

アクティビスト戦略とは

アクティビストとは、いわゆる「物言う株主」のことです。

かつての村上ファンドについては耳にしたことがあるかもしれません。

友好的なアプローチを中心に、ときには強行的なアプローチをとって、投資先企業の株価向上を目指します。

具体的には、例えば下記のような提案を行い、中長期にわたって企業価値の最大化を実施します。

アクティビスト戦略の取り組み例
  • コーポレートガバナンスの改善提案
  • 経営及びバランスシートの改善提案
  • 資産の効率的活用の提案

企業が利益を出すために必要な部分に対して提案をします。

そして売上を上げ、利益を上げ、企業の儲けが増えることで株価が向上するような提案を行います。

五条編集長
五条編集長
時には企業側に疎ましく思われることもありますが、提案の際には経験に基づいた具体的な分析結果をもとに提案を行います。

販売会社であるTeneo Partners(テネオパートナーズ)とは

会社概要
会社名: Teneo Partners 株式会社
Teneo Partners Japan Limited
本社所在地: 〒104-0061 東京都中央区銀座2-2-4
ヒューリック西銀座第2ビル6F
代表: スタンレー・ハワード
設立: 2009年8月14日
資本金: 8億4500万円
出資者数: 不明
公式サイト: http://www.teneopartners.co.jp/index.html

Teneo Partners株式会社は第1種および第2種金融商品取引業に登録されている証券会社です。

Teneoはラテン語で絆を意味していて、投資家と優良ファンドをつなぐ絆を大切にするという思いが込められているそうです。

ストラテジックキャピタルのジャパンアップ以外にも、私募・公募を含めた複数の金融商品の取扱があります。

ストラテジックキャピタルのジャパンアップの投資のまとめ

ストラテジックキャピタルのまとめ
  • ストラテジックキャピタルはジャパンアップを運用する投資会社
  • 日本株のアクティビスト投資を得意としていて、ケイマン籍の私募ファンドを通じて10万ドルから投資可能
  • ストラテジックキャピタルのジャパンアップの総合評価は星3.0(5段階中)
  • Teneo Partnersを通じて購入可能
  • 利回りは年利-22%~76%とばらつきがあり、長期投資が好ましい

本記事では、リターン・リスクなど6つの観点からストラテジックキャピタルのジャパンアップへの投資について評価しました。

さらにジャパンアップの購入から換金までの流れをまとめました。

参考になりましたでしょうか?

元村上ファンドの丸木強社長が立ち上げた会社で、アクティビストファンドとして注目されています。

投資のハードルは非常に高いですが、5000万円以上の現金もしくは有価証券があって攻めた投資をするのであれば検討しても良いかと思います。

大きな金額での投資になると思いますので、気になったら面談でしっかり理解することをお勧めします。

今後の資産運用先を検討する際の参考になれば幸いです。


ストラテジックキャピタルのジャパンアップの評価をもう一度見る