トータスパートナーズは怪しい?リスクや手数料など口コミ評判を公開!

トータスパートナーズ アイキャッチ
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資産運用先を検討していて、トータスパートナーズという会社にたどり着いたが、わからないことが多い…

トータスパートナーズへ投資しようか考えていて、利回りやネット上の評判などが気になる!

トータスパートナーズというプライベート・エクイティ・ファンドがあると聞いても、ピンとこない…横文字が多すぎるのでもっとわかりやすく解説してほしい!

上記のような疑問や悩みを持っているあなたに、この記事を是非読んでみていただきたいです。

こんにちは、ヘッジファンドオンライン編集長の五条です。

今回は「トータスパートナーズへの投資」をテーマに、6つの項目に基づく総合評価をお伝えしつつ、投資の始め方から出金まで詳しく解説していきますので、参考になさってください。

トータスパートナーズ(TORTOISE PARTNERS)の総合評価

トータスパートナーズ Tortoise Partners 評価

総合評価

2.5
評価項目 評価 コメント
リターン
2.5
普通
リスク
2.5
やや高い
信頼性
3.0
普通
手数料
2.0
やや高い
最低投資額の低さ
2.0
高い
手続きの手軽さ
3.5
比較的簡単

上記の通りで、トータスパートナーズ合同会社の投資は「積極的にはおすすめしない」という評価になります。

ここからは上記6つの項目について、さらにトータスパートナーズ合同会社を詳しく見ていきましょう!

リターン 評価: 2.5

リターンに関しては、目標として手数料控除後で年利3~8%ほどを目指しているようです。

会社設立からまだ1年ちょっとしかたっていないので、運用実績そのものは乏しいです。

ファンドマネージャーである坂本氏は、BMキャピタルやブラッククローバーで上場株式投資の実績はもっています。

そちらは年利7.5%~35%ほどのパフォーマンスを出しているので、手腕に関しては一定の信頼は置けます。

五条編集長
五条編集長
投資対象が異なるので、他ファンドでの実績はあくまでも参考程度になります。

リスク 評価: 2.5

トータスパートナーズへの投資のリスクは、やや高いと言えます。

主な理由としては、運用実績が少なく結果が出るまで数年はかかることが挙げられます。

プライベート・エクイティ・ファンドは、未上場株式へ投資を行い、その企業価値を高めて売却することで大きな収益を得るモデルです。

だいたい成果が出るまで3~5年ほどかかると言われていますし、同時に手がけられるのは数社になってきます。

プロとしての目利きは必要ですし、描いたストーリーの通りに株価が上がって買い取ってくれる人が現れるかは確約されていません。

浮いた分の預かり資産は、上場株式投資にまわして滞留している資金をなるべく少なくしてリスクヘッジは図っているようです。

とはいえ短期スパンで見ると失敗する確率は高くなりますし、実績もまだ少ないので、リスクはやや高いと考えています。

信頼性 評価: 3.0

トータスパートナーズはある程度信頼が置けます。

そう判断している理由としては、以下の2点が挙げられます。

  1. ファンドマネージャーである坂本俊吾氏のブラッククローバーでの運用実績がある
  2. 島田直樹代表と直接面談で話すことができる

ファンドマネージャーである坂本俊吾氏のブラッククローバーでの運用実績がある

こちらの画像はEDINETでのブラッククローバーの大量保有報告書の一部です。

ブラッククローバーは上場株式投資が主な運用手法ですし、過去の運用実績もあります。

トータスパートナーズは未上場株式を対象とした投資をおこなっているので、あくまでも参考程度ではあります。

なのでトータスパートナーズの信頼というよりは、トータスパートナーズのファンドマネージャーである坂本俊吾さんの信頼があるといったところです。

島田直樹代表と直接面談で話すことができる

トータスパートナーズへの出資を希望する際に、面談にて直接説明を受ける流れになります。

私は某ホテルのロビーにて面談を受け、その時に島田代表直々に相手していただきました。

好青年だったという印象があります。

島田代表の写真はネットに公開されていないので、本人かどうかの確証はありません。

ただ、トータスパートナーズ代表の名刺と、ブラッククローバーに所属している名刺もいただくことができました。

エビデンスとしては若干弱いですが、おそらく本人ですし運用に関しても本当に行っていると感じた次第です。

以上からトータスパートナーズの運用の実態はある程度信頼がおけると考えています。

手数料 評価: 2.0

トータスパートナーズに投資する際にかかる手数料は、以下の3つがあります。

  1. 契約手数料3~5%+税
  2. 四半期ごとに「期首純資産×0.50%×3」
  3. (事業純収益-繰越欠損金)×50%

文字だけだとわかりづらいと思いますので、1つずつ詳しくお伝えします。

手数料①:契約手数料3~5%+税

1つ目の手数料ですが、契約手数料が契約のタイミングで必要です。

契約する金額の3~5%+税の契約手数料を支払うことになります。

原則としては5%+税の5.5%で、契約金額が上がるほどに3%まで下がることもあります。

もし1000万円で契約すると、55万円が契約手数料として必要です。

ちなみに1000万円から55万円をひいた945万円を初期の元本とすることもできますし、追加で55万円払って1000万円を元本とすることもできます。

手数料②:四半期ごとに「期首純資産×0.50%×3」

次に、管理報酬が四半期ごとに「期首純資産×0.50%×3」かかります。

管理報酬は、一般的な投資信託でいうところの信託報酬のようなイメージです。

トータスパートナーズは、決算が3月、6月、9月、12月末日の年4回あり、そのときに計算されます。

元本が1000万円だとして、四半期で利益がでて手数料控除後に1010万円になっていたら、それが次の期首純資産になります。

期が始まるときに、運用しているお金の1.5%が手数料としてかかるということです。

これは追加で入金するのではなく、評価額から自動的に差し引かれていくものです。

四半期ごとに1.5%なので、年間だと6%かかると思っておけば良いでしょう。

手数料③:(事業純収益-繰越欠損金)×50%

そして3つ目の手数料が、(事業純収益-繰越欠損金)×50%といったものです。

要するに、運用益が出ていれば成功報酬として50%が手数料として引かれ、運用益が出ていなければ0です。

ここも出資額などの条件によって40%になることもあるようです。

ただ、基本的には50%なので、利益を会社と個人で折半すると思っておきましょう。

まとめると、トータスパートナーズでの手数料は契約時に5%、運用中に年間6%+成果報酬50%なので、手数料の観点で見ると高いですね。

ただ、もちろん手数料が高くても、それに見合ったリターンがあれば問題ありません。

PEファンドの場合は、投資先の選定や交渉で運営コストがかなりかかるので、手数料が高くなるのは当然と言えます。

なのでリターン・リスク・手数料のバランスで納得した上で活用しましょう。

最低投資額の低さ 評価: 2.0

トータスパートナーズの最低投資額は1000万円です。

1000万円という金額でみると大きいですが、個人投資家がほぼアクセスできないPEファンドに1000万円から投資できるというのは、見方を変えればハードルは低いとも言えます。

また、1000万円からとは言われていますが、将来的に契約金額を上げることを前提に相談すれば、数百万円から契約できる場合もあります。

ただし、基本的には大口のほうが優遇されますので、1000万円以上のお金を分散投資するのであれば候補の1つにあがるといったところです。

あまり無理して契約するものでもないので、数千万円の余剰金がある富裕層向けの運用先であることは間違いありません。

手続きの手軽さ 評価: 3.5

トータスパートナーズとの契約は、いたって普通です。

まずは担当者との面談にて、トータスパートナーズへの投資に関する説明を受けます。

申込契約、出資金の送金が完了すれば運用が開始になります。

出資後は事業報告が決算ごとに行われます。

手続きの詳しい手順については、この記事の後半で説明します。

トータスパートナーズ(TORTOISE PARTNERS)のインターネット上の口コミ

口コミ トータスパートナーズ

ここまで編集長としての意見をお伝えしましたが、第三者的評価も気になりますよね。

ここからは、インターネット上の「トータスパートナーズ」に関する良い口コミや悪い口コミをピックアップしてそれについて意見をお伝えします。

トータスパートナーズの悪いもしくは懐疑的な口コミ

あとYahoo知恵袋で1件書き込みがありましたが、特に根拠がなく詐欺だと言われているものなのであまり参考になりませんでした。

トータスパートナーズの良い口コミ

個人的なブログで、トータスパートナーズについておすすめしているところはありました。

ただ、Twitterなどでの個人が発信している口コミ情報は見つかりませんでした。

トータスパートナーズへの投資はまだ規模が小さく、出資者はもちろん面談を受けている人数にも限りがあると思われます。

さらにPEファンドという特性上、結果が出るまで数年を要するので、口コミが出てくるのは時間がかかりそうです。

トータスパートナーズの良い口コミと悪い口コミのまとめ

  • あまり興味がない
  • 社会性が高い

Twitterでの書き込みと、WEBで公開されているブログで主張されている点についてまとめました。

あまり興味がない

1つだけですが、あまり興味がないという意見がありました。

PEファンドそのものの馴染みが薄いですし、投資にある程度慣れていないと精査も難しいです。

社会性が高い

トータスパートナーズは、投資の理念として社会性の高さを挙げています。

経済産業省の分析では、中小企業の127万社が後継者不在で、さらにそのうちの半数は経常黒字だそうです。

そういった企業の中から、トータスパートナーズはPEファンドとして資本投下して、事業継承と従業員の雇用維持を達成するということを目標にしています。

こういった大義名分を抱えて投資活動を行っている点を評価しているブログが多いです。

以上がトータスパートナーズに関するネット上の口コミです。

まだまだ母数が少ないので、継続的にチェックしていく次第です。

さて、ここから先は、さらにトータスパートナーズへの出資を検討する上で参考になる情報をお伝えしていきます。

トータスパートナーズ合同会社(TORTOISE PARTNERS)の概要

会社概要
会社名: トータスパートナーズ合同会社
TORTOISE PARTNERS LLC
本社所在地: 〒108-0073 東京都港区三田3-4-3 RIPL9
代表: 島田直樹
設立: 2018年11月30日
運用資産残高: 数億円
出資者数: 数十名
最低投資額: 1000万円
利回り: 年利3~8%
手数料: 契約時に出資額の5%+税、
四半期ごと期首純資産×1.5%、
利益が出ていれば利益の50%
連絡手段: 電話やメールなど
その後面談必須
公式サイト: https://tortoisepartners.jp/

トータスパートナーズ合同会社は、プライベートエクイティ投資事業を行う独立系の資産運用会社です。

トータスパートナーズ(TORTOISE PARTNERS)の投資の始め方

トータスパートナーズへの投資は、合同会社社員持分への出資という形になります。

簡単にいうとトータスパートナーズに出資することで、出資額に見合った分の合同会社の社員権を取得します。

ここで「社員」といっていますが、副業には当たらないので副業禁止のサラリーマンでもまったく問題ありません。

トータスパートナーズは投資家から預かった出資資本を用いて各種企業・事業に投資して収益を生む活動を行い、資産価値を向上させます。

配当は年4回の決算で決まり、払い戻し(出金)を行わなければ手数料が引かれて再投資されて複利運用されます。

トータスパートナーズ 申込フォーム

紹介や問い合わせから、担当者に面談してもらって出資に関する説明を受けます。

申込に必要なものは、持分出資契約書と、本人確認資料です。法人で契約する場合は登記簿謄本が必要です。

契約書に署名・捺印ののち、出資金を指定口座に送金する流れです。

出資期限は年4回設けられています。それは毎年3月、6月、9月、12月末です。

それぞれの出資期限までに出資完了すると、翌4月、7月、10月、1月から合同会社社員持分を取得することになります。

注意することとしては、契約から実際の運用開始まで時間差があることです。

例えば7月12日に振り込んだとしても、9月末締めとしてカウントされて運用開始は10月1日からになります。

かといって、あまり締日の直前に振り込むのもお勧めしません。

理由としては、1000万円以上のお金になるので、振込上限額に達してしまったり窓口で説明を求められて止められることもあるからです。

締日から2週間くらいは猶予を持って行動することをお勧めします。

トータスパートナーズの解約の仕方

トータスパートナーズとの契約を解約するためには、各決算の締日の60日前までに、解約の申請をする必要があります。

何度もお伝えしますが、決算期は毎年3月、6月、9月、12月末です。

60日前ルールはありますが、金額の規模や時期によって流動性の問題によって、直近での解約ができないことがあります。

なるべく前もって伝えることが重要です。

ちなみに解約に関しては解約手数料はなく、ペナルティも特にないです。

契約手数料で5%かかるので、すぐに解約すると高確率で損をしますが、3ヶ月で辞めることもできます。

そもそもPEファンドの成果は数年はかかるものなので、すぐ必要になりそうなお金を投資するのはやめましょう。

数千万円の余剰金があって、分散を検討している場合は相談してみても良いと思います。

五条編集長
五条編集長
増資も解約も、基本的には決算ごとの対応になります。

多少は柔軟に対応してくれるとは思いますが、余裕をもった行動が肝心です。

トータスパートナーズの運用益(配当)の税金について

トータスパートナーズ合同会社への出資は、個人と法人のどちらも可能です。

法人の場合は、各法人における取得目的によって、短期投資・長期投資のどちらかにみなされます。

それによって収益の発生時期や取扱の解釈が異なってきますので、法人の場合は必ず顧問会計士に相談するようにしましょう。

一方で個人の場合は、トータスパートナーズでの運用益については「総合課税の雑所得」にあたります。

配当を受け取ったり、払い戻し時に収益が出ている場合は、20.42%の税率により所得税及び復興特別所得税が源泉徴収されます。

また、受け取らずに各決算で含み損益が出ている状態であっても申告は不要で、最終的に払い戻しを受けるまでは申告及び納税は不要になります。

払い戻し時には源泉徴収はされますが、収入状況によっては差分の納税が発生する可能性があります。

所得税に関しては以下のようなテーブルがあります。

課税される所得金額 所得税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え
330万円以下
10% 97,500円
330万円を超え
695万円以下
20% 427,500円
695万円を超え
900万円以下
23% 636,000円
900万円を超え
1,800万円以下
33% 1,536,000円
1,800万円を超え
4,000万円以下
40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

さらに住民税が10%かかってきます。

個人での投資においても、税制度が変更される可能性もあるので、税理士・税務署・国税庁に確認して正しく納税する必要があります。

五条編集長
五条編集長
契約手数料については経費計上できるので、そういった点も相談しましょう。

トータスパートナーズについての補足

最後に、トータスパートナーズについて説明しきれなかった部分を補足します。

プライベート・エクイティ・ファンド(PEファンド)とは

プライベート・エクイティ・ファンド

そもそもプライベート・エクイティ・ファンドとはなんでしょうか?

エクイティは株式のことです。

よく聞くファンドは、だいたい上場している株に投資をして、配当や売却益を得るといったことをしています。

一方で、プライベートとついているのは、未上場の、つまり一般的には公開されていない株式への投資を行います。

もちろん公開されていないので、取引所などで売買はできません。

企業のオーナーに直接かけあったり、人脈をつかって投資を行います。

トータスパートナーズのファンドマネージャーである坂本俊吾氏は、長年の株式市場への投資から金融業界へのコネクションも培っているので、そういったことが可能になります。

外資系PEファンドではカーライル、KKR、ブラックストーン、ベイン・キャピタルといったところが有名で、もしかしたらニュースなどで目にしたことがあるかもしれません。

トータスパートナーズの投資戦略とは

トータスパートナーズは常に10社程度を投資先として検討・分析を行っています。

投資資金が集まり次第、魅力度の高い企業から順に投資を行っていきます。

魅力度の高い企業の選定は、下記のようなことが意識されています。

  • 買収価格:5000万円~5億円程度の企業
  • 営業利益:安定的に20%程度出ている
  • 事業ドメイン:社会的意義のある事業かつ長期的に価値をもつ事業
  • 経営状態:後継者不在等の事由により経営困難となっているのが優先
  • 事業ポテンシャル:会社の将来可能性よりも、現在保有する資産・伝統・歴史を評価

トータスパートナーズ(TORTOISE PARTNERS)のまとめ

トータスパートナーズのまとめ
  • トータスパートナーズは合同会社で未上場株式を中心とした投資を行っている
  • トータスパートナーズの社員持分を取得すると取得割合に応じて配当を受け取れる
  • トータスパートナーズの総合評価は星2.0(5段階中)
  • 実績が少なく、想定利回りは年利3~8%だが不確定要素が多い

本記事では、リターン・リスクなど6つの観点からトータスパートナーズへの投資について評価しました。

さらにトータスパートナーズ合同会社との契約・解約についてや、そもそものPEファンドについてお伝えしました。

参考になりましたでしょうか?

トータスパートナーズとしての歴史は浅く、運用実績についてもまだ乏しいので胸を張っておすすめとは言い切れません。

ただ、ファンドマネージャーは日本株に精通していますし、上場株式投資の実績はあるので、一定の信頼はおけます。

市況に左右されづらいので、資金の集まり次第では興味深いです。

面談をしてみて、状況によっては投資検討してみると良いかもしれません。


トータスパートナーズの評価をもう一度見る